腸の健康 2


食べ過ぎないこと、のべつ幕なし食べないこと。
よく噛むこと。
大きな腹式呼吸。

腸も筋肉です。
骨格筋とは性質が違いますけどね。
食べ過ぎたり、フォアグラのガチョウよろしくひっきりなしに大量の食事を送り込まれると腸も疲れます。
そんな腸は固く狭窄してしまったところ、弛緩して肥大してしまったところがあり、レントゲンなどで見ても解剖図でみるものと別物になってしまっています。
そんな腸を元の戻すには前回書いた腸内細菌叢を健康に保つことは重要です。
その他に、空腹の時を作ること。
よく噛むこと。
健康であればそんなには噛まなくても良いと思いますが、胃腸の健康を取り戻すにはよく噛むことです。
よく噛まないならあまり食べないこと。
草食動物はよく噛むけどのべつ幕なし食べ続けます。
肉食動物はあまり噛まないけどずっとは食べ続けません。
自然の動物は、前のものが消化され、お腹すくまで食べないわけです。
なんでも自然がいいわけじゃないけどそこに学び修正することは大切。

参考までに数息観食事法なるものを
30回、歯茎が強くなり、イライラ、ソワソワがなくなる。
50回、不平不満が解消される。
60回、頭の働きが冴え、思慮深くなる。
80回、勘が鋭くなり、学ぶ姿勢ができ、向上心が高まる。
100回、冷静に物事が判断することができ、少食で肉類をほしくなくなる。
150回、胃腸の働きがよくなり、他の慢性の持病も治癒される。
200回、胃潰瘍等に効果をもたらし、その他、先見力、洞察力ができる。
これが本当に起きるかどうかはわかりませんが大きな変化をもたらすということです。
噛むことへの脳の刺激というより腸への労りが大きいように思います。

そして呼吸法
腸は自律神経に大きく影響し、また影響されます。
呼吸は自律神経の支配を受けながら随意的にも行えます。
深い大きな呼吸は自律神経のバランスを整えると同時に、横隔膜の上下や腹筋群で腸をマッサージすることにもなります。
その他、あいうべ体操や舌回し、肛門を締める。
入口から出口まできっちり整えることが大切です。
もう良くなったなって思ってからも、その先三ヶ月位は続けたほうがいいです。
症状が消えたことと健康になったこと、それが維持されていることは違いますから。

腸の健康はデトックスの第一歩であり根幹。

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