キネシオテーピング


最近あまり貼らなくなってきていますが、よく効く治療法ですし、どちらかといえば得意なナツメ堂です。

考案者が師匠なので当たり前です。
筋肉の形に合うように切り込み筋肉に沿って貼ればあら不思議。
筋肉に力が入るようになり、
関節の可動域が拡がり、
上手くいけばその場で痛みがピタリと消えます。
内出血の痕も早く引きます。
ぐるぐる巻いてる人がいますがそれはキネシオテーピング法ではありません。
キネシオテープだからといってキネシオテーピング法にの通りしか貼ってはいけないことはないですが、コスト的に割高ですから巻く用のテープを使われた方が良いです。

万能な治療なんてありませんが、これを覚えたときは『何でも治るんじゃないか?』と錯覚しそうになるほどの衝撃でした。
唯一欠点はかぶれの問題でしょうか。

元々は、慢性の関節痛などのために考案されましたが、最近はスポーツ障害や怪我の予防、パフォーマンスアップに貼ることの方が多いようです。
その手のブログ記事や動画も多くアップされています。
しかし、気になるのは種目や自分の身体論(体幹云々とか)に関係する筋肉に特化して貼ろうとするものが多いです。
キネシオテーピングを最大限に活かして貼るためには『この種目はこの筋肉をよく使うから~テープ』等の貼り方はダメです。
個人的には経験的に足部からが良いと思いますが、足、膝、股関節大まかな関節の動きを見て筋肉テストをして、弱いところに貼る。
そして再検査。
全身貼り終えたら関節可動域と前後左右動きの検査。
バランスがとれたら、故障持ちの人には更に細かくそこを診てプラスするテープがあれば貼ります。多分この時点で既に故障の部分もかなりよくなっているはずです。
どこまで細かく筋肉を見るかはその施術者の腕によります。

大切なのは種目の特性てはなく、人の身体をみて貼ってくださいということです。
なんにも考えずに貼って良いのは、腰痛の人の仙棘筋テープと腓返り防止の腓腹筋テープくらいです。

で、ありますからスポーツイベントの現場でやっつけテーピングサービスするのは大嫌いでした(笑)
『これではキネシオの良さが伝わらん!』(心の声)若かったです(^^;

ですので、試合や大会の前日くらいにいらしていただくと宜しいかと思います。
一般的なスポーツテーピングはからきし苦手なのでお断りしますm(__)m

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