擦る施術について


ナツメ堂ではさんざん身体を擦られます。
擦る(さする)というより
擦る(こする)です。
扱く(しごく)かもしれません。
それもゴシゴシ。
もちろんあの金の棒でも擦りますが、私の手でも。
軽擦法という手技がありますが、ナツメ堂のは
『強擦』もしくは『豪擦』です。

サイトの施術の説明では、「神経筋法」「推拿」的と説明しておりますが、実は私のなかでは、「蓑原ローリング療法」的です。
ローリング療法は戸車かキャスターみたいなものに棒がついた感じの器具を使い、全身をコロコロします。
それをお手々でやってるつもりです。
ローリング療法の方達にしたら一緒にするなといわれるでしょうが、ナツメ堂的にはそんな感じなのです。
因みに、皆さんが接骨院や整形外科で時間潰しにのせられるローラーベッドは、ローリング療法の創始者蓑原右欣先生の発明です。

ローリング療法と同じ擽ったさ、痛さが消えることを一つの目安にします。
目的は筋膜の間に溜まっているゲル化した老廃物を流す意味や気血水の流れを整える意味、そして、吊れたり癒着した筋膜をアイロンがけするような感じで行います。
腋下から側胸の肋骨、お腹から鼠径部、あまり普段さわらないところもゴシゴシします。
実はこういうところの痛さやくすぐったさは、みなさん当たり前と思っていますがそうではないです。
回を重ねると痛さも擽ったさも和らぎ、身体が軽く動かしやすくなるのです。
そう、詰まってただけなのです。
ご自分では手加減してしまってなかなか思いっきり出来ませんからナツメ堂がみなさんの代わりにゴシゴシいたします。
気持ちいいところと辛いところ、身体はまだらに悪くなっているのを実感します。
それに気づくのも大切なことだと思います。

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