いのちの話


いろいろ思いを書いてるうちに長くなってしまいました。
ここのブログに書くべきことかちょっと迷う内容も含んでますが、私としては大切だしヒントになることを多く含んでいると思います。
読んでご自身でよく考えてみてください。
施術中いろんな話をするわけですが、食の話から何で肉を食べると元気になるの?って話になりました。
肉=元気とは言い切れないのですが、そういう面は確かにあって、それは動物性タンパク質とかナトリウムとかという話にもなるんですが、一番は
『動物の命を食していただくのは、やはり植物の命をいただくのとは違うんですよ』
などという話になり。
そこから、お花を育てるのが好きな方でお花の話に。
『今の花はとても不自然なもので、農薬や肥料を入れないと絶対に育たないんだよ。』
『生花ってのはクローンや遺伝子操作が当たり前にやられていてとても不自然な物なんだ。野菜だったら大問題になるのに、自分の口に入らなければこんなハードル下がっちゃうんだから人間って変だよね。なにも変わらないのに。』
そうだよなと思いながら聞いていまして、
ふと、
『花屋さんって、身体弱そうというか悪そうな人多いですよね』
ってお話に。
花が好きな人は繊細で優しい人が多いから花の可憐さ(可憐な花ばかりじゃないですが)と共鳴するとか?
いやいや。
花屋さんは見た目より重労働なことや、冷蔵庫の前でずっといたり一日中水仕事で冷えたりするからだと。
多くの人も当の花屋さんも思ってます。
ま、間違いではないです。
でもそれだけなら生鮮三品を扱う肉屋さん魚屋さん八百屋さんも似たようなもんでしょ。
それよりもその扱ってる花に問題があると思ってます。
今売られてる花は先程書いた通り、色形で人を愛でてくれる他に、所謂社会毒の塊という一面があります。

口に入らないものですし、商業花は特に姿形の美しさが価値の全てですから、超ドーピングです。
残留農薬?はぁ?
な感じでバンバン農薬がかかってます。
一般の方は、日常そんなに触らないからそんなに影響ないですが、花屋さんは残留農薬たっぷりの花を毎日毎日、朝から晩まで触り続け、かつその花達に囲まれて、同じ空間空気を共有しています。
間接的に農薬漬けなんですよね。
おまけに重労働。

でも、切り花といえども、農薬が残っていても、お花には癒す力があるはずじゃない。
ですが、ないことないでしょうがこれが極めて弱いのではないかと。
繰り返しますが、今の花は遺伝子操作やクローン技術を駆使して工業的に作られたものが溢れています。
まあ皆さん大好きお花見の桜ソメイヨシノだってクローンなんでクローンは悪って話でもないのですが。
花は野菜以上に均一で色形の揃った綺麗なものが求められますから。
そこは、大自然からかなり断絶された世界です。
大地に根をはって火(日)を水を風をうけて命を繋いだ生命力はないのです。
そうして売られている花には見た目の美しさ以外の癒す力はないのかもしれません。
そんな話をしていたら、脱サラして花屋さんになられた方がいて、その方はテレビ業界にいらした方なので、良い花にふれることが多かったことや、一流のところで生花の修業もされたので、とてもセンスのいい花屋で繁盛されてたそうです。
それがだんだん身体を悪くされ、奥さんも脳腫瘍か何かで先に亡くされ、ご主人もとうとう辞められてしまったという、正にいま書いた通りのことが原因じゃないのと疑わずにおられないエピソードを教えてくれました。
肌が立つようなゾッとした感覚が走りました。

お野菜の世界ですが種はF1というものが主流です。F1が悪とは言い切れないのですが、その中に雄性不稔というものを利用しているものがあります。
まぁ、奇形というか突然変異の子孫を残せないものなんです。
まさに一代限りの苗や種です。
その雄性不稔という性質を組み込んだ野菜を食べ続けたラットだか家畜だったか?にやはり奇形や不妊が増えるなんてお話がありまして。
この辺の話は詳しく調べたわけではないので軽はずみなこと書いちゃいけないのですが、ここで考えたいのが「命」「魂」というものです。
雄性不稔が毒性がとか栄養がなんて話ではないのです。
先ほどのお花の話と同じで「命」のある花であり「命」のある食べ物でないといけないんじゃないのってことです。
炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルは大切だしどうでもいいわけじゃないんです。
しかし最も大切なのは命あるものに接し戯れ頂くという行為がまた人間を生かし、またその人間と接することで花も野菜もまた健やかに育ち生命力を持つと。
生きるということの一つは命の気の交流なんだと思います。
そういうことをひっくるめて考えると、菜食や肉食、雑食、慣行農法、自然農法、健康も病気も治療法もあれがいいの悪いのが大切でもあり無意味でもあり、いろんなことが見えてくるんじゃないでしょうか?

 

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