「お口」と「おしり」


出口入り口のお話は前にもチロッと書きました、ナツメ堂です。

お口と肛門の締まりが悪いと腸の健康によくないですよという意味でした。
入り口出口ですからなんとなく理解していただけると思います。
口はポーッと開いてる人よく見かけますが、どんな人もおしりなんて排便時以外締まってます。
でもですね、その締まってる力が弱いんです。
「閉じてるけど締まってない」っていうことですね。

ナツメ堂の治療の最後に重心のバランスのテストをします。
不動の姿勢で立ってもらって肩・胸・背中・下腹・腰・膝、あらゆる方向から押してグラつかないか診るのですが、
どの方向から押してもグニャグニャしてしまう人がいます。
そんな人達の下っ腹はほぼ確実にベコベコとして力がありません。
ある時ふと「肛門が弛いと気が漏れる」って気功でよくいうことを思い出しまして。
グニャグニャする患者さんに「意識的にお尻締めてください」としてもらったら、下っ腹に少し力が出てきたんです。
そのまま重心検査するとしっかり立つんですね。
人が元気に快活に生きていくのに必要な力があるかという時、下丹田いわゆる下っ腹に適度に力があるかどうかというのがかなり指標になります。
皆さんの元気おしりから漏れてるんですよ。
暫くでいいですから意識的に肛門締めてみてください。
感覚的にはうんち漏れそうなのを我慢する感じですが、分からなければおしり全体をキュッと締めればよいです。
感覚が分からない人はほぼ弛んでるとみてよろしいかと思います。

ちなみの口も締めてほしいのですが、「気功」的にはおそらく中丹田(胸)の気が漏れるんじゃないかとおもいます。
あまりそういうこと書いてるものが無いですが、ナツメ堂の私的な感覚ではそうです。
違っていても口は開いてないほうが良いです。
腸の免疫、口腔の免疫、口呼吸の問題などありますからね。
ただ奥歯は噛み締めないで下さい。
閉じるのは唇だけです。
これだけが全てじゃないのは当然ですが、ちょっと気を付けるだけで元気になるもんですよ。

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