消化に良いとか悪いとか


前回消化に良いもの食べてるつもりが胃に負担かけてる方の話でした。
その補足です。
この消化に良いという意味がかなり曖昧であやしいことが多いです。
・あまり噛まなくて済むというものを消化に良いという場合。
・胃に留まる時間が少ないという意味で消化に良いという場合。
・お通じが良くなるという意味で消化に良いという場合。
・殆どが分解吸収されて粕が残らないという意味で消化に良いという場合。
かなりバラバラです。
これだけ書くのはこれ各々がイコールでなく相反するものも多いのです。
スムージーやプロテインはドロドロして喉を通りやすくはじめから噛み砕いたような感じなので消化に良いともいえますが唾液による消化がなされてないので胃に負担かかる場合があります。
野菜の繊維は人間では消化できないので消化に悪いともいえますが、お通じを含めて全体を消化吸収と考えると腸を刺激して蠕動運動を促してくれますし、便量を増やしてお通じをよくしてくれるので消化に良いともいえます。
肉は胃に長く留まるので消化に悪いともいえますがその殆どが分解吸収されるものなので消化に良いともいえます。
つまり消化に良いとか悪いって何についての話かで全然変わってしまうので当てにならないんですよということです。
結局消化に良いのはよく噛んで唾液とよく混ぜ合わせることと食べ過ぎないことにつきます。
ということで、プロテインやスムージーをとるときもゆっくり唾液と混ぜ合わせていただいた方が良いかもしれません。

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