糖質制限という言葉もかなり定着しました。
一般的にはダイエットとか痩せる目的でしょうか?
ナツメ堂ではあまり糖質制限は言いません。
多くの方は糖質分を単純に減らすより、その減らした分をなにか違うものを食べようとします。
この代替品の多くは動物タンパクだったりします。
それはそれで、そんな良いわけでもなく、肉食の害はないと言っている方もいますがやはりあります。
世界にはほぼタンパク質しか摂らない遊牧の民族もいますから肉食しちゃいけないこともないんです。
逆にタロイモばっかり食べて生きている人達もいます。
究極的に糖質制限云々もある一面を見ているに過ぎません。
ナツメ堂は、まず肉と糖質どちらかというよりそもそも食べ過ぎているという事実と、食材の質が悪いということの方が問題だと考えます。
カロリーベースで考えるのはおかしいとか古いとか言われたりしますが、デブはやっぱり相当量のカロリーを摂取しています。カロリーで考えるのがいけないんじゃなくカロリーだけでは決まらないというのが実際のところだと思います。
食材の取り巻く環境は悪く、肉・卵・乳を育てる環境は抗生物質、ホルモン剤、ずさんな農薬漬けやGMOの飼料「これ食べていいの?」というレベルのものが溢れています。
小麦に関しても収穫段階では米と大差ないでしょうが、ポストハーベストという問題があります。
この辺りはアレルギーとも関連してると考えてまして、乳も卵も小麦もアレルギーの対象ですが、酷い作られ方している割合の多いものほどアレルギーも多く、グルテンアレルギーなども、グルテンアレルギーであってグルテンアレルギーではない、複合の反応だと思います。
もちろん他のものでも同じで、多食傾向にあり且つ農薬や添加物の残留が多いものがアレルギーになりやすい、更に他の病気も同じと考えます。
なので、健康に気を付けるのであれば、先ずは全体量を減らすことと質を考えることだと思います。
では糖質はどうでもいいかというとそうでもないです。
現代人は恐らく人間誕生以来、突然かつ急激にビックリするほどの糖質を摂るようになり、また他の生物に比してもちょっと考えられない量を摂っています。
それが糖化という問題を起こして体を蝕みます。
糖化はパンなどの焼き目や日焼けや味噌醤油酒などが熟成していくと褐色になることです。
食材では熟成は美味しさですが、体内ではそうではないです。
組織の糖化したところは正常に機能しなくなります。
アルツハイマーなども脳にシミがあることが分かっています。
糖化=病気ではありませんが、今のところ身体にとっていいものではないようです。
施術で背中を触っているとなんとなく「この人糖分(含・炭水化物)摂り過ぎだなぁ」と感じることは多いです。
それが体調不良の原因の幾らかになってると思われるのです。
ですので、糖質制限云々ほどではなくても糖分はグッと控えたほうが身体は楽です。
せめて直接糖分(砂糖や果糖ぶどう糖液糖)は極力控えることです。
もう少し踏み込めるなら未精白の穀類にすること。
それだけでもかなり違ってきます。
少食・質の良いオーガニック・直接糖を極力減らす・未精白の物に切り替える
です。
最後のじゃぁ糖質なんで摂り過ぎちゃうかってところの一番はおそらくストレスです。
だらだらとしたお菓子の無駄な食べ過ぎの多くはストレスによると思います
ストレスの処理をうまくしないと糖質過多は変えられません。
心と体は密接です。
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