呼吸法

呼吸は大切です。
食べ物・塩・水どれも大切ですが、なくても数日は生きていられます。
空気はないと数分であっという間に逝ってしまいます。
ゆっくりした大きな呼吸は副交感神経優位にし自律神経のバランスを整えることにも役立ちます。
横隔膜や腹筋を大きく使って呼吸すると内臓のマッサージになります。
腸がほぐれると脳腸相関がありますから更にリラックスできます。
酸素が全身にいきわたりガス交換新陳代謝がスムーズに行われれば疲労も少なくなります。

現代人はストレスなのか、お腹も横隔膜も胸郭も固く浅い呼吸になっています。
深い大きな呼吸を出来るようにするだけでも身体は大きく変わってきます。

よく言われますが
「呼」・・・吐く
「吸」・・・吸う
吐く方が先です。
というより、初めは息を吐くことだけ意識すればいいくらいです。

お腹を凹ませながら息を吐いて吐いて吐いて吐いて。
咽るギリギリまで息を吐き切ります。
ゆっくり体の力を抜けば、勝手に息は入っていきます。

慣れてきたら例えば
6秒吸って
6秒止めて
12秒で吐いて(やりやすい秒数でいいです)
などいわゆる呼吸法を数を数えながら(数息観呼吸法という)

ごしんじょう療法をしていると患者さんの多くが
「ふぅ~っ」
「は~ぁっ」
と、ため息のように息を吐きます。
おそらく邪気的な余分なエネルギーを外へ出す力も呼気にはあるのだと思います。

呼吸大切です。

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