病の元


大昔は、病は祟りでした。
顕微鏡で細菌が見えるようになったら何でも細菌のせいにしました。
さらに進んでウイルスが見えたらウィルスのせいに。
ストレス学説が注目されると何でもストレス。
活性酸素が注目されると何でも活性酸素が原因。
ゲノムフィーバーで何でもDNA。
動物タンパクが悪いとかやっぱり大切とか、あの油が良いとか悪いとか、糖が悪いの良いの。
ブームが落ち着き冷静ななると、結局そうである部分とそうでもない部分があるという至極当たり前のところに落ち着きます。
何か一つを悪者にして解決できたことはございません。

情報を鵜呑みに振り回されているとかえって病気になります。
よく考えよく観察しよく感じましょう。
そして、本当の原因は違うところにあるかもしれません。

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