画像の笑い話。
実は似たようなことは よくあって、検査の前だけ節制する人とかですね。
この認識の差で失敗したことがあります。
もう20年くらい前なのですがぎっくり腰の方が来られました。
土木作業されていて「仕事しても大丈夫ですか?休んだら食べていけない」
ぎっくり腰ってザックリいうと、負担かかりすぎて疲労が溜まって怪我のようになる方と、動かなさすぎで筋肉が固まってなる方がいて、この方は前者でした。
「そうですね、ごく軽い仕事ならいいですよ。重いもの持ったり、じっとした作業長くしたりはよくないですから控えてください」
その方は喜んで帰られたのですが、二日後に「またやっちゃいました」と来られました。
「軽い作業しかしてなかったのに・・・」
「どんな?」
「ネコ(一輪車)で土砂運んでただけです」
「土砂って何キロくらい?どのくらい動かすんですか?」
「1回50キロくらいを30メートルくらいを往復です。何回かわからないけどほぼ一日中です」
「その作業は全然軽くないです・・・」
説明ってちゃんとしないといけないなって私も反省した出来事でした。
多くの場合縦にも横にもなれないほどのとき以外あまり安静はすすめません。
安静中でも動かせそうなところは動かすように言います。
多くの場合は動かさないことで悪化していると感じることが多いですから。
そしたら真逆のことしちゃう方が!
しかも本人は軽いと思ってた。
軽い重いは認識も含めて個人差があるのですが、私の認識が甘かったのですね。
それからは、上の事例をお話して「箒でそこらへん掃除してるくらいの作業をそれも30分に1回休むとかしながらにしてください」と具体的にお話するようにしました。
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