水 2


水はなんのために摂るのか。
水の働きはきっと多岐にわたりすぎて、きっと、誰も正確には説明できないでしょう。
それだけ重要なのですが。
ここで、水の「浄化」という働きに注目してみたいと思います。

アフリカで飢えた子供が腹を満たすために水を飲み過ぎて亡くなることがあります。
このくらい飲めばですが、そうでなければ、いらない水は速やかに排泄されるべきです。
しかし体に溜まって浮腫む。
水を外に出したくないか、出す機能が落ちているかです。
また、水が抜けすぎないように調節しているはずですが、脱水をおこします。
水を保持するチカラが落ちています。
浮腫みと脱水はシーソーの関係ではないですよと書きました。
そして浮腫んでいるのに脱水傾向の人がいます。
水でタプタプなのに必要なトコロに水が行かない必要な働きをしていないという。

ここでちょっと畑のお話。
畑は土の水持ちと水はけが適度にあるのが良い土の条件です。
水もち水はけの悪い土は、雨が降ればビチャビチャなのにちょっと日照りが続くとカチカチ、作物がうまく実らない不健康な土です。
そういう土は全体として固く冷え、掘っていくとさらに深いトコロに固く冷えた層があるそうです。
これ人間の体によく似ているなと思いました。
この固く冷えた層というのは、大量に投入された農薬や肥料が固まったそうだそうです。
この層を壊して風化させ取り除くと、水はけ水もちの良い土地に土が生き返りだすのだそうです。
この固く冷えた層は、人間であれば、食べ過ぎた代謝物や薬・添加物・化学物質でしょうか。
確かに冷えのある人は固く凝りを訴え、浮腫みやすく脱水しやすいです。
この身体に溜まった毒の層を壊し解毒排毒することが重要になります。
その代謝と浄化のためには必ず水が必要になります。
普段から食べ過ぎたりして体が毒でいっぱいの人は水を欲します。
私は糖尿の方が異常に喉が渇くのはその自然の欲求だと思います。
身体に溜まりすぎた糖の毒を薄めて出して浄化したいのです。
薄めて薄めて出して出してと体の毒を流すまで水は必要なのだと思います。
逆に身体が浄化された方はそれほど水を欲しないようです。
不食や超少食の方たちはあまり水も飲まれないし欲さないようです。

それでもあまりに浮腫む時は少し調整したりは必要です。
ビチャビチャな身体にさらに水撒くのは馬鹿です。
調整しながら水を出やすいように体を温めたり、よく歩いたり、鍼灸や整体などで調整したり、食事に気を付けるなどしてしながら、水を増やして身体の浄化をすることが現代人には大切だと思います。
というわけで、浮腫みと脱水の元凶は実は社会毒や食べ過ぎの毒が身体に溜まった物だよという話でございます。

いつもながら科学的根拠などない整体的な見方というか個人的な経験に依る思いですが、ちょっと心に留めといてくださると役立つときあるかと思います。

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